【未経験】既卒でWebマーケティング業界に入る方法

こんにちは！ケイタムです！

Webマーケティングに興味が湧いてきて、就職したい！
でも、社会経験がない自分でも入ることはできるかな？
どういう会社が狙い目だろう？

この悩みにお答えします。

僕も４年前に未経験からWebマーケ業界に転職しました。
現在はWeb広告代理店にて、大手から中小まで多くの企業のWebマーケをお手伝いしています。

業界の中の人目線で、分かりやすく解説していきます！

既卒でWebマーケティング業界に入る方法

未経験で社会人経験もない自分でもWebマーケティング業界に入れるのだろうか？
という不安があると思います。

結論から言うと、
全然問題ありません！むしろチャンスです！

理由はシンプルで、伸びている業界だからです。
下のグラフはWebマーケターの主要な活躍場所であるEC業界(インターネットを使った商品の販売)の市場規模です。

あまり実感がないかもしれませんが、実はこの約10年でECの市場規模はなんと2.5倍に成長しているんですね。

もっと注目して欲しいのは赤字の数値です。2019年時点の物販系EC化率は6.76％、つまり残り93.24%はまだオンラインを活用していないということであり、これからも成長することが確実だということです。

市場が伸びるかぎり求人は増えるので、それだけ採用のハードルが下がりチャンスがあるということです。
実際に知り合いの転職エージェントの人に話を聞いたところ「2020年のコロナ禍でもWebマーケの求人はむしろ増えているからチャンスだ」と仰っていました。

Webマーケ業界で狙い目の業種

とはいえ、実はWebマーケティング業界の中でも、業種別にみると人が足りてる業種、足りてない業種と別れているのです。

それを知らないまま就職活動すると「書類選考で落ちまくり…」という事態にもなりかねません。
既卒でも狙い目の会社はどこか解説しますね。

狙い目のWebマーケティング会社はどこか

まず、Webマーケ業界にはどういった種類の会社と業種があるのか把握しておきましょう。

このうち比較的入りやすいのは②代理店です。
企業のWebマーケティング活動を外部パートナーとして請け負う会社ですね。

なぜかというと、人手が最も必要とされるのが代理店だからです。
Webマーケティングの仕組みから、詳しく説明しましょう。

まず規模が大きい①事業会社ほど、サイト制作や広告展開といったWebマーケティング活動は専門性を持った人がいるWebマーケの専門会社=代理店に外注します。

そのため、一般的に事業会社のWebマーケ担当者は商品の売り出し方などの戦略を企画し管理する人だけがいればよいのです。そのため必要な人数は少なく、また就職にあたってはマーケティングや営業などの経験者であることが求められます。

一方、Webマーケティングの前線で実務を行う②代理店は人数が必要なのですね。
しかも代理店で働く人は、何年か働きある程度スキルが貯まると事業会社などへキャリアアップしていく人が多いので、常に人を求めている会社が多いです。

コンサルやツールベンダーも基本的に経験者の採用が多い業態です。

そういった理由で求職者の受け皿が大きい代理店が入りやすいと言えるのです。

メーカーなど事業会社でWebマーケティングをやりたい人

「代理店はちょっとな…マーケティング戦略を練ったり大きな仕事がしたい」と思う人は、もちろんはじめから事業会社を狙うのもありです。規模を問わなければ求人は多くあります。

また、はじめから数年働いたら事業会社などに転職するつもりで、ステップとして代理店に入るのもありです。「代理店出身」の肩書きは、転職市場でかなり有利に働きます。
実際、そう考えて代理店に入る人はかなり多いですよ。

どういった職種を選ぶのがいい？

業態の次に、職種を見ていきましょう。
一口にWebマーケティングと言っても、主に次のような職種があります。

プログラミングやWebデザインといった職能をお持ちであれば、未経験でも専門職が入りやすいでしょう。

特にスキルがない人は、いきなりWebマーケ担当を目指すのは難しいので、まずは営業・広告運用・SEO・SNS運用など専門的な領域に入ってからキャリアアップでWebマーケティングの上流を目指すのが良いでしょう。

避けた方がいい会社の見分け方

長くなりますので、下記の記事にまとめました。
希望かなって就職したのに「失敗だった…」とならないように、ぜひ読んでみて下さい。

※ごめんなさい！執筆中です！※

就職活動の進め方

具体的な就職活動の進め方を説明します。
といっても、他の業界と大きく変わらないので、すでに経験がある方は読み飛ばして構いません。

求人の探し方

Webマーケティング専門の転職サイトはありませんので、大手の就職サイトやエージェントに登録して自分の希望に合った求人を探しましょう。

またエージェントに相談する際は、自分が希望する会社の種類と職種をはっきりと伝えるようにしましょう。
最初から条件を絞りすぎる必要はありませんが、Webマーケティング業界でどのような仕事をしたいかは伝えておかないと、自分のイメージと大きく違った会社ばかり紹介されてしまう可能性があります。

エージェントは人材のプロではありますが、Webマーケティングのプロではありません。Webマーケティングとはどんな仕事なのか向こうも詳しく分かっていない、という前提で接するべきです。

例えば

「ライターとして記事を執筆する職種でWebマーケティングに携わっていきたいと考えています。それが叶う求人を紹介してほしいです。できれば未経験でも募集している事業会社、なければ代理店を紹介して欲しいです。」

といった感じで希望を伝えるのが良いですね。

自己PRの書き方

社会人としての経験がなくても大丈夫です。
自分の周りにも、スポーツインストラクターから転職してきた人や着物販売会社から転職してきた人など様々でした。

経験よりも、Webマーケティングに適した素質があるかどうかが重要です。
例えば「数値が得意」「分析や情報収集が得意」といったことです。アルバイトや学生時代の話で問題ありません。

Webマーケティングに求められる素質については、下記の記事で詳しく解説しています。
>『面接官に刺さる志望動機の作り方【未経験からのWebマーケティングへの転職】』

まとめ

この記事のまとめです。

Webマーケティングの面白さは、結果が数値としてダイレクトに返ってくるところです。

例えば、自分が考えたテキストで広告を打ったら、サイトの流入数が先月の1.5倍になって売上がグンと伸びたり。
自分の考えて実行した施策がハマって「いいね」がたくさん付いたり、売上が伸びたりした瞬間に、本当にやりがいを感じます。

しかもマーケティングのスキルとは「人を動かす」能力なので、マーケティングを本気で学べば営業力や普段のコミュニケーション力も自然とアップします。

学ぶメリットが多くて将来性も十分なWebマーケティング業界への就職、ぜひ叶えて頂きたいです！

それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って！
See you next time!