こんにちは、ケイタムです。
僕は4年前に未経験からWebマーケティング業界に転職し、現在は広告代理店で誰もが知っている大手企業をはじめとしたWebマーケティングの支援を行っています。
そんな経験も踏まえて結論から言うと、
Webマーケティングはむしろ女性の方が向いています。
僕自身、同じ会社で働く女性がうらやましいなと思う瞬間もよくありますね。
なぜWebマーケティングの仕事に女性が向いているか、理由を解説していきますね。
目次
Webマーケティングの仕事は女性に向いている理由
男女の考え方や感じ方の違いを脳科学の視点から解説した『話を聞かない男、地図が読めない女』という有名な本の中で、女性の脳は次のような点で男性より優れていると書かれています。
- コミュニケーション力が高い (言語能力を司る脳の領域が発達している)
- 複数の作業を同時に処理できる
- チームプレー
- 人の感情を感じ取る力
そうした研究も踏まえ、Webマーケティングの仕事は女性に向いている理由は次の5つです
- 女性の方が人の感情を読み取る力に優れている
- 女性の方がマルチタスクに向いている
- 女性の方がコミュニケーション力に優れている
- 複雑な数字を扱わなくて済むような自動化が進んでいる
- チームで動くので、ライフスタイルの変化に対応しやすい
ちなみにここでは、昇進のしやすさというよりも、ストレスなく働けるという意味で「向いている」という言葉を使っています。働きやすさが仕事にとって大事だと考えていますので。
一つずつ解説していきます。
女性は感情を読み取る力が男性より優れている
マーケティングにおいて非常に大切な能力は、人の感情を想像することです。
Webマーケティングとは「Web上でユーザーに商品やサービスに興味を持ってもらい、最終的に買ってもらうよう働きかける活動」のことです。それを達成するために最も大事なのは「ユーザーの感情を動かすこと」なんですね。
なぜなら、女性でも男性でも、商品の購入を決断するのは頭ではなく感情だからです。
「いやいや、比較サイトでちゃんと商品情報を見比べてよく考えてから買うよ」と思うかもしれません。でもそれは実のところ「これ欲しい!」という直感的な感情がまずあって、比較とはその感情を正当化するための作業なのです。
「よく考えた結果買うんだから、価値あるものに違いない」と自分を納得させるため。
その点、女性は脳科学的にも人の感情に寄り添う力が男性より優れているので、マーケティング活動において最も大切な能力に関してアドバンテージがあるのです。
商品を買いたいと思うユーザーの気持ちを想像して、どういうデザインやキャンペーン内容にすれば一番興味を持ってもらえそうか考えるマーケティングの作業を、きっと楽しいと思えるでしょう。
女性の方がマルチタスクに向いている
Webマーケティングの仕事はマルチタスクになりがちですが、女性は同時並行的な作業が得意なので仕事のストレスは少なくてすみます。
なぜWebマーケティングの仕事がマルチタスクになるかというと、今の時代、ある商品を売り出す際に使用するチャネルが多岐に渡るからです。
昔はTVや雑誌など、多くの人に情報を伝えられるメディアが限られていました。
しかし現代ではTVなどマスメディアに加え、自社サイトやWeb広告、SNS発信、アプリなど、情報を伝えるチャネルは多岐に渡ります。
さらにSNSといってもInstagramやTwitter,Youtubeなど様々なプラットフォームがあります。それらをお互いに連携させながら、同時に進めていくのですから、必然的にマルチタスクになってしまです。
SNS投稿に関しても色々なパターンを試してみて、一番効果が良いものを探すといった細かな作業が多いのもWebマーケティングの特徴です。とにかく、手を回さなければいけない数が多いのです。
男性は一つのことに取り掛かると他の作業ができなくなってしまうのでストレスを感じてしまいますが、女性は生まれながらにマルチタスクが得意です。ストレスなく仕事ができて、成果もあげやすいと言えるでしょう。
女性の方がコミュニケーション力に優れている
実際のところ、Webマーケティングの仕事は人とのコミュニケーションに割かれる時間が非常に大きいです。
先ほど書いたように現代のマーケティングではプロモーションのチャネルが多岐に渡るため、社内外多くの人と連携をとりながら仕事を進めていく必要があるからです。
いかに他の人たちと良好な関係を築き、密にコミュニケーションをとって進めるか、という能力がマーケティングには求められるのです。
(会話が苦手な人にとってはストレスを感じやすい仕事内容が多いです。)
もしあなたがおしゃべりが好きであれば、会話を通してお客さんと良い関係を築けて、それが仕事のパフォーマンスアップにもつながるのであれば、願ったり叶ったりではないでしょうか。
複雑な数値を扱わなくて済むような自動化が進んでいる
女性の中には数字が苦手という人もいるかと思いますが、それをサポートするツールも増えています。
ひと昔前までは、例えばWeb広告運用では非常に細かく数値を分析して設定を細かくいじるといった職人的な能力が求められました。
しかし技術が進歩した今では違います。運用はAIが自動的に調整してくれるので、運用者はデザインの優れたクリエイティブを製作したり、面白いキャンペーン内容を考えたりといった業務に多くの時間を割きます。
そういったコミュニケーション力や感性が求められる仕事は、女性が得意な分野ですね。
チームで動くので、ライフスタイルの変化に対応しやすい
営業などと異なり、マーケティングは必ずチームで動きます。
ですので、子育てや女性特有の体調の変化などに対しても、他のチームメンバーと協力することで柔軟に対応することができます。
結婚や妊娠などのライフイベントに対しても安心して仕事に取り組めますね。
Webマーケティングに対するハードルは何?
マーケティングは女性に向いている要素が多い職業であるとは思いますが、逆にどんなことがハードルになる可能性があるでしょうか。
女性と比べて男性が生まれながらに優れていることは次の2つ。
①論理的思考力
②数値処理能力
①論理的思考が求められる
Webマーケティングに限らないかもしれませんが、仕事の進め方に関しては論理的に物事を考えて行動することが求められます。
ただし論理的といっても、頭脳を働かせて複雑な思考を行うということではありません。
たとえば、SNSを用いたプロモーションに使う画像のデザインをA/Bどちらのパターンを採用するか決めるとき、
「感覚的にこっちの方がいいと思ったからAがいいです」
ではなく
「ユーザーに反応を聞いたところ〇〇という結果が出たのでAがいいと思います。」
というように、必ず客観的な根拠をもって判断を行おうといった話です。
また、プロモーションを実施した際にどういう反応が期待されて、それに対してどういう対処をするか、といった頭の中で未来のシミュレーションを立てる力が求められる場面もあります。
感覚的に物事を決める傾向が強いタイプの人は、もしかするとストレスを感じる場面が多いかもしれません。
②日常的に数字を扱う
Webマーケティングは日々数値をみる仕事です。
具体的には、サイトのユーザー数や売上数値、Web広告の配信数やクリックした人の割合などを扱います。数学ではなく算数のレベルなので難しい計算はないですが、見なければいけない数字の量が多いという感じです。
数字を扱うことに抵抗が強い人は、ややストレスを感じる場面が多いかもしれません。
どんな職種が向いているか
一口にWebマーケといっても、様々な職種があります。
上にあげた論理思考や数字が苦手な人でも、ストレスなく務まる職種もありますので、それらを狙うのも良いでしょう。
たとえばより感性やコミュニケーション力が重視される以下のような職種です。
・Webデザインなどクリエイティブ寄りの職種
・SNS運用
・プロモーション企画など企画系の職種
まとめ
それでは、この記事のまとめです。
- Webマーケティングの仕事は女性に向いている5つの理由
①女性は感情を読み取る力に優れている
②女性の方がマルチタスクに向いている
③女性の方がコミュニケーション力に優れている
④複雑な数字を扱わなくて済むような自動化が進んでいる
⑤チームで動くので、ライフスタイルの変化に対応しやすい - 女性にとってのWebマーケティングのハードルは何か?
①論理的思考が求められる
②日常的に数字を扱う
ともあれ、自分の会社では女性の方が多いくらいですし、取引している会社でも女性の方は非常に多いです。
また業界自体が誕生して20年あまりと若いので、多様性を重んじる社風の、昔ながらの男性中心ではない会社が多いことも働きやすさの一つです。
Webマーケティング業界は、多くの女性が活躍している場であることは間違いないです。
興味があるならば、ぜひ挑戦してみる価値はあると思います!
Webマーケティングの仕事って女性に向いているのかな?