こんにちは!ケイタムです。
この記事では、この疑問に答えます!
僕も未経験からWebマーケティング業界に転職し、今は広告代理店でナショナルクライアントの案件を中心に、企業のWebマーケティング支援を行っています。
転職した当時は異業種かつ未経験だったので、不安でいっぱいでした。「自分に合ってるかな?」「激務なのかな?」などなど。
同じようにこれからWebマーケティングへ転職する人の不安を少しでも減らせたらと思います!
目次
Webマーケティングのやりがい
Webマーケティングの仕事のやりがいは次のようなところにあると感じます。
- 自分のやったことの結果がすべて数字でわかる
- 人に価値を提供できる
- 人生に生かせる普遍的な能力が磨ける
- 副業に使えるスキルが身につく
一つずつ詳しく説明していきますね。
①自分のやったことの結果がすべて数字でわかる
Webマーケティングに携わっていて一番面白さを感じるのは、自分のやったことに対する反応がすべて数字で返ってくる点です。
数字とは、自社サイトのPV(ページビュー)数、広告のクリック率、SNS投稿の反応率、キャンペーン告知メールの開封率、購入者の増減推移などなど
本当に細かくすべて数値で返ってきます。
なので自分が行ったマーケティング施策が成功だったか失敗だったか、即座に明確に分かるんですね。これは他の仕事にない魅力だと思います。
自分の行動によって数値が上がればもちろん嬉しいです。また失敗だったとしても、どこがいけなかったのか、どうすれば改善できるのか、数値を分析すれば分かります。そうして「今回はここが良くなかったから、次はブラッシュアップして試してみよう」と次に繋がる希望を見つけることもできます。
たとえば、Instagramに投稿した写真に続々といいねがついて多くの人がコメントをくれたら嬉しいですよね。他人の反応が目に見える形で分かるからです。
Webマーケティングとは、それをビジネスレベルでやるような感覚です。どういう写真の撮り方にしたら反応をもらえるかを試行錯誤しながら上達していくのと同じように、商品に興味を持ってもらうには誰にどういうキャンペーンを、どういうデザインで発信したらいいかを試行錯誤しながら改善させていく。それがWebマーケターの仕事の面白さですね。
②大きなスケールで人に価値を提供を届けることができる
Webマーケターのミッションは売上を上げることですが、人がモノやサービスにお金を出すということは「それに価値を感じて欲しいと感じた」ということなんですね。
たとえば人が「今日の昼は何食べようかな?」と考えてマクドナルドを選ぶ理由、なんだか分かりますか?
それは、単にハンバーガーが食べれるからではなく「背徳感が味わえるから」だと言われています。
単にハンバーガーを食べたいだけならば、よりオーガニックなモスバーガーでも、肉の味がしっかりするバーガーキングでも良いわけです。値段もそこまで変わりません。
その中でもマクドナルドが業界1位である理由の一つには、彼らの提供するメニューに「ジャンキーで背徳感のある美味しさ」という価値があるからです。「普段は健康を意識して家でご飯を食べたり、弁当を買ったりしてるけれど、休みの日くらいは…」という思いがマクドナルドを選ばせるのです。
そうした価値をマーケティング活動を通して広めることで、価値に魅力を感じた人がマクドナルドに足を運ぶ。そうしたマーケティング戦略が上手くはまっているので、マクドナルドは選ばれているんですね。
このように、あらゆる商品やサービスには独自の価値があって、その価値を欲している人は世の中に必ずいます(まっとうにビジネスをしている限り)。
自社の商品やサービスが持つ価値と、それを求めるすべての人とをネットを介して繋ぐことがWebマーケティングの仕事です。大きなスケールでユーザーに「これ買ってよかった」という価値を提供できるのは、マーケティングの醍醐味ですね。
③人生に生かせる普遍的な能力が磨ける
「人生に生かせる普遍的な能力」とは具体的には心理学のことです。マーケティングは「人の感情を動かすこと」なので、心理学と非常に関係が深いのですね。
たとえば、見てはいけないと言われるほど見たくなってしまう現象のことを心理学で「カリギュラ効果」と言います。禁止されるほど、興味が湧いてしまう心理現象を表す言葉です。
これをマーケティングに応用したのが、よく見かける「一日30食限定のパン」や「土曜午前中限定のラーメン」など。あえて「売らないよ」と宣伝することで、逆に店に行きたくなってしまうのです。
このようにマーケティングと心理学は結びついていて、こうした心理学はマーケティングに限らず日常生活にも応用できます。普遍的な人の気持ちをどう動かすかについて学べるので、人生を通していかせる能力が身につけられるのもマーケティングの魅力です。
④副業に使えるスキルが身につく
Webマーケティングは副業とも相性が良いです。
たとえばWebサイト制作やWebライティング、ブログアフィリエイト、広告運用やSNS運用など。
Webマーケティングの仕事を通して専門性を身につければ、自分のスキルを副業として売り出すことができます。
そして日本では企業のデジタル活用にまだまだ伸びしろがありますので、デジタルマーケティングの領域はこれから需要が大きくなっていく市場でもあります。
大手企業が続々と副業を解禁した2018年は副業元年と言われ、終身雇用の時代が終わり、副業を含めた多様な働き方が推奨される時代へと移りつつあります。
そうした来るべき時代の波に乗れるスキルが身につけられるのも魅力の一つです。
Webマーケティングの大変さ
逆にWebマーケティングの大変さは次のような点だと感じます。
- 数字で結果を求められる
- 地味な作業が多い
- 責任が大きい
①数字で結果を求められる
なんでも数字で結果がわかるだけに、明確な数値目標によって成果が判断されるシビアさはあります。
Webマーケティング活動には、KPIと呼ばれる数値目標が必ず設定されます。それを達成するために時間をかけて試行錯誤するのですが、ビジネスなので容易に達成できるKPIが設定されることは多くなく、大抵の場合は努力が必要なラインに設定されます。
それを達成できれば喜びもひとしおですが、必ず上手くいくわけではなく、上手くいかなければ「じゃあどうやって達成するか」を必死に考えなければいけません。そこはWebマーケティングの厳しさでもあり、面白さでもあります。
②地味な作業が多い
Webマーケティングというとメディアを使って面白い広告を打って話題を作ったりといった華々しいイメージがあるかもしれませんが、実際は地味な作業が非常に多いのが現実です。
理由は、今の時代プロモーションに使用するチャネルが非常に多様化しているからです。
Web広告やSNS発信、Webメディアへの掲載などチャネルは多岐に渡ります。さらにWeb広告の中にはGoogleやYahoo!、Smartnewsなど、SNSの中にはInstagramやTwitter,Youtubeなど媒体が非常にたくさんあります。
加えてTVCMなどと違い、いろいろな投稿パターンを作成して同時に回して、一番効果が良いものを探すといった「数打ちゃ当たる戦法」がWebマーケティングでは可能なのでとにかく手を回さなければいけない数が多いのです。
マーケティング戦略を考えるよりも、それを実行するために関係各所と調整を行ったり、結果を分析するためにレポートや資料を作成したりといった地味な作業の方が多いのが実際のところです。
背負う責任が大きい
マーケティングは個人で行うものではなく、会社やブランドを代表してプロジェクトとして行うものですので、結果の良し悪しは全社的なインパクトがあります。
もちろんチームで動きますので、一人に責任が負わされるものではないですが、大きな仕事に携わることには間違いありません。
責任がある一方、成功した時の喜びも大きい仕事とも言えます。
それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!
「Webマーケティングの仕事ってどんなところにやりがいがあるのかな?」
「逆にどんなところが大変なんだろう?」