こんにちは!kei_tamです!
「あなたのカラーは、何色ですか?」
人にはそれぞれ、文字通り「自分のカラー」というものがあるのだそうです。
自分の性格や考え方が雰囲気やオーラのように、特定の色として表現することができるのだそうです。
自分がどういうカラーなのか、気になりますよね!
自分がどういうカラーなのかが分かれば「自分って周りの人にどういう印象を持たれているんだろう?」というのが分かります。
人にその人のカラーを指摘してあげるのも面白いですね。
また、逆に色彩には人間の心に対して影響を及ぼすという力もあります。
自然の緑を見ると心が落ち着くというのはよく言われますね。
そうした色の見分け方や色が人間に及ぼす影響について教えてくれる本『色の心理学』を紹介します。
まず、そもそも「色彩」とは何か?
色彩とは、光の波長のこと。
例えば赤いリンゴであれば、リンゴは赤い波長だけを反射させる性質を持っているので赤く見えるという仕組みですね。
そして、古代エジプトやギリシャ、インド、中国には古来から色彩療法という色を用いた治療法が確固として存在していたそうなのです。
なるほど、色は確かに人間の体に影響を及ぼしているのです。
この本は「色彩診断」がすべて
この本の面白さは「色彩診断」に尽きるだろう。
ページに表示されている16種類の色から直感で選択するのです。
それがあなたの色。
次のページからそれぞれの色が持つ人間的な特徴や傾向が詳細に書かれているのだが、これがけっこう当たっていました。
およそ本全体のページ数の2/3ほどがこの色ごとの分析に費やされていて、実質的に色彩診断を楽しむための本といっても良いでしょう。
ちなみに僕は「ターコイズ」を選んびました。
ターコイズは青色に黄色が少し混ざった感じの色。少し優しい青といった感じ。
青色がベースなので
- つねに冷静に落ち着いた判断・行動をする人
- 言いたいことを言えない
- 〜ねばならないという気持ちが強い傾向
- 穏やかで平和的
- 自己探求できる人
といった傾向が土台としてあり、ターコイズの場合はそれに楽しさとユーモアといった黄色要素がプラスされるそうだ。
これ、まさに自分のことを言っているのかというくらい的確で驚きました。
ちなみに日本人は青色を選ぶ人が多いらしいです。
自己啓発書ではないので、「ではこうした方が良いですよ」という示唆は詳しく書かれているわけではないのですが、まずは自分の性格を客観的に知ることが、より良い自分を探すための第一歩ですね。
色を意識して使い、生活に彩りを
色は人間の体に影響を及ぼします。
そしてそれ以上に、マインドに影響を及ぼす。
- やる気を出したい時
- 勝負を掛けたい時
- リフレッシュしたい時
そんな時々に応じて色の力を借りるのもアリだなと思った。
例えばカーテンの色を青系の色にすれば落ち着いた気持ちになって眠りに入れるかも。
仕事での大事な場面では赤系の色のファッションを身につけ、
同僚に自分のイメージを印象付けたいのであればシャツの色を意図的に選ぶのも良いでしょう。
そうしていくと、少しづつ生活に彩りが出てくるかもしれない。
おまじないに近い行為だと言われたら、確かにそうだろう。
けれど繰り返しになるのですが、色は確かに人間に影響を及ぼします。
それだけは信じる価値があります。
ちょっと残念だったところ
この本を手に取ったきっかけは、本屋でたまたま平積みされていたのを見かけたから、それと552円というコスパの良さに惹かれたから。
まぁこの価格だったら仮に中身が期待はずれでも文句なしではあります。
色彩診断は面白かったし最初は自分の選んだ色に関わるページを中心に読んでいったが、次はそれ以外の色についてのページも読めばきっと新しい発見があって面白いことでしょう。
少し残念だったのは、誤植がところどころに見られる点。
句読点が変な位置に使われていたり、「脳がが」と明らかなミスがあったり。
細かい点だけれど本として出版するからにはしっかりして欲しかった。
これは自分の考えだけれど出版される本の優位性は質にあると思っているから。
質が担保されないのであればWEB記事に近くなってしまう。
そしてWEB記事と同じレベルなのであれば、それはPCやスマホ上で読めれば十分だ。
だからお金を払って買う以上は質が確保されていて欲しいと思う。
それだけ本には価値があると信じているから。
それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!