こんにちは!kei_tamです!
多くの人が抱える悩みを解決に導いてくれる本『ダメな自分を救う本』を紹介します。
自分の中にある「劣等感」「自信のなさ」これを克服すれば人並みの人間になれるはず。
そうして「自分を変えたい」何度もそう思って行動を変えようと努力した。
でも、結局変われなかった。
こんな経験はありませんか?
気になる人と話すチャンスが来た、でもいざその時になったら「どうせ自分と話してもつまらないと思われるだけだ」と自信が持てなくて何も話せなかった。
自分のやりたいことをやれている人が羨ましい。
やりたいことがあるならやればいいじゃん、だって?
いざやろうとしても気が進まないんだよね。自分をさらけ出すのが恥ずかしく思えて。
新しいことをしよう、勇気を出して人に話しかけようと思った時に頭によぎる「いや待て!こんな自分が…」というネガティブな考え。
変わりたいと思ったあなたを引き止めるのは、いつもそのネガティブな考えではないでしょうか。
この本は、その「変わらない」という方向へ自分を引っ張る思考の正体を、意識の下にある「潜在意識」だと明らかにし、その潜在意識をコントロールすることで自分をなりたい自分に変える手引きです。
自己啓発ベストセラー作家の代表作の一つ
著者の石井裕之さんはベストセラー本を何冊も著している著名なセラピスト。
本書の他にも『心のブレーキの外し方』という本が有名です。
『心のブレーキの外し方』もこの『ダメな自分を救う本』も、潜在意識を変えることで人生が好転していくことを説いた本で、基本的な主張内容は同じです。
『心のブレーキの外し方』はどうすれば目標を達成できるかというビジネス書としての側面を持っているのに対し、この『ダメな自分を救う本』はよりプライベートな自分の幸せを手に入れることにフォーカスした本です。
なので、社会人の方は『心のブレーキの外し方』の方がオススメです。内容的にもこちらの方が濃いです。
潜在意識とは?
自分が変われない原因は潜在意識にある。
心理学の父フロイトは「意識とは氷山の一角にすぎない、その水面下に巨大な無意識が広がっているのだ」と主張し、人間の無意識を学問の対象へと押し上げました。
そう、いくら自分が変わろうと決意しても、それは水面に顔を出しているほんの小さな領域での話。
そして無意識は「変わらない」ことで自分を危険から守ろうと働く、善良だけど時にはやっかいな存在なのです。
人の性格は滅多に変わりませんが、それは潜在意識が性格を司っているから。
コロコロと性格が変わったら人間関係なんて破綻してしまいますよね。
自分という人間、さらには人間関係を作って、安定した生活を支えてくれているのが潜在意識なのです。
では潜在意識は人が成長する過程で決まってしまうものなのか。
いや違う、変えることが可能なのだと言います。
でも先ほどから述べている通り、容易には変わってくれない。
じゃあどうしたらいいのか。
その潜在意識を変える方法が書かれているのが、本書というわけです。
その方法をいくつか紹介しましょう。
潜在意識は小さな「できること」から変わっていく
①は「小さなことから変えていく」です
できないことに挑戦して出来るようにする、このような思い切った変化を起こそうとする時に最も強く潜在意識はストップをかけるのだそうです。
だから、どんな小さなことでも良いので「自分のできる」ことから初めて徐々にできることを増やしていく。
そうやって小さな「自分できるじゃん」を積み重ねていくことによって、「自分はできる人間だ」という思考に変わっていく。
本の中では、「履いたスリッパを必ず揃える」というごくごく小さなことから始めて自信を取り戻した人の話が書かれています。
「なりたい自分を先取りする」
②はなりたい自分の姿に先になってしまうこと
例えば、彼氏彼女を作りたいという人は、「付き合ったときの自分の姿」を考えてみる。
かっこよく見せるために、ピシッとした服を着るでしょう、いい匂いのする香水をつけるかもしれない。
そう想像できたらならば、服や香水を先に買って身につけるのです。
未来を先取りことで、潜在意識がそれに見合った自分になろうとする。
だからモテる人間になるのだそうです。
ちょっとにわかには信じがたい話になってしまったかもしれません(笑)
もちろん本には例を交えてもっと詳しく書かれているので、読めばきっとこの「潜在意識」が自分を変える鍵なのだと納得できるはずです。
それだけでなく、
「嫌な思い出が浮かんできて消えない」
「上手に人をホメたい」
「対人関係で緊張してしまう」
「相手がどのくらい心を開いているのかわからない」
こんな時はどうしたらいいかという実践的な心理テクニックも載っています。
そうやって対人スキルも身につけながら、自信も手に入れることができれば人は大きく変われます。
「自分を縛っているのは、実は自分自身だ」
これまでのあなたの人生を思い返してみて、この考えに納得できるようであれば、この本を手に取る価値は大いにあります。
それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!
ダメな自分が嫌い…こんな自分を変えるにはどうしたらいいんだろう…