【社会人向け】英語学習に使う辞書の選び方

こんにちは!kei_tamです!

このブログでは主に英語を学習する社会人のみなさんへ向け、英語学習に役立つ情報発信をしています。

辞書は英語学習に欠かせない相棒です

ただ今の時代はスマホに辞書機能が内蔵されていますし、
Google翻訳だったり、無料の辞書サービスも数多くありますよね。

専門的な職に就いているでもない限りそれらで十分だったりはするのですが、
お金を払って良い辞書を選ぶとそれなりもメリットも受けられますよ。

一度購入すれば長く使えるものですし、
英語学習の質を上げるためにも検討してみてはいかがでしょうか?

この記事では英和辞典と英英辞典に分け、
それぞれオススメの辞書と、その理由まで深掘りしてお伝えします。

それではご紹介していきます!

英和辞典の選び方

おすすめの英和辞典

優れた英和辞典の基準は、

「一つの単語に対しどれだけたくさんの意味が載っているか」

です。

その基準をもとに、オススメの辞書は以下の3つ。

1位 ランダムハウス英和大辞典

収録語数が345,000語と圧倒的!用例数も17,500収録
とにかく情報量が多く、一生使える辞書
翻訳家の先生も愛用していたプロも使う辞書

2位  ジーニアス英和辞典

高校生以上が対象の有名な英和辞典
定番ならではの編集の質と使いやすさが魅力
収録語数105,000語

3位  オーレックス英和辞典

「発信」に重きを置いて制作されている点が特徴。
単語の用例も詳しい。
収録語数105,000語

続けてこれらの辞書がオススメな理由と、
なぜ「どれだけたくさんの意味が載っているか」が重要なのかお伝えしていきます。

不要な方は読み飛ばして構いません♪

英和辞典を選ぶ基準

僕が大学時代に翻訳家をされている先生から教わったこと

それは、

「英和辞典とは訳語集なんだよ」

ということでした。

ティラくん

はっ!?どういうこと??

kei_tam

当たり前だけど日本語と英語は一対一対応していないよね?
例えば「take」という単語を例にみてみよう

英語

take

日本語

取る
取ってくる
<写真を>撮る
<切符・座席などを>予約する
<病気などに>かかる
<道・コースを>選ぶ
<食事を>食べる
…etc

kei_tam

このように”take”という一つの単語にも、
実に様々なシチュエーションで使われる複数の意味が含まれているよね。
「take」=「取る」とか1つの対応関係だけでは言い表せないんだ。

その意味で「英和辞典とは訳語集だよ」というわけ。

「take」の意味を日本語に当てはめるとしたら
これとこれとこれと…と拾えるかぎり拾っている感じだね。

だから、

優れた英和辞典=出来るだけたくさんの意味が載っている辞書

というわけなんだ。分かったかな?

英英辞典の選び方

おすすめの英英辞典

 英英辞典の場合、

「どの辞書が優れているか」よりも「どの辞書が自分に合っているか」

の方が重要になります。

1位 ロングマン現代英英辞典

定義用語彙数が2000語程度のため、初級~中級者におすすめ
大学時代の翻訳家の先生もお勧めしてくれた辞書

2位  コウビルド英英辞典

収録されている全単語に対し文定義という方式が採用されている点で他の辞書と異なる
〇〇という単語の意味が「〜ということ」ではなく「〇〇をした場合、あなたは〜という状態になる」と言ったように、文章の形で言葉の定義がされます。

3位  オックスフォード現代英英辞典

言わずと知れた英英辞典の定番
定義用語彙数が3000語程度のため、中級者以上におすすめ
プロにも愛用者が多い。

そもそも英英辞典を使う理由

「意味を知るには英和辞典で十分なのに、なんで英英辞典が必要なの?」
と思う方もいらっしゃるかと思います。

先ほどの「take」の例をさらに深掘りしてみましょう。

「take」の代表的な日本語訳であった「取る」を
今度は国語辞典で引いてみると、以下のような意味が出てきます。

手に持つ
それまであった所から自分の側に移す
引き受ける/受けとめる
選び出す
場所や時間を占める

大辞林より

こちらにもまたたくさんの意味がありますよね。

僕らが日本語を自由に使えるのは、
生まれてこの方の経験を元に言葉を「概念」として理解しているからです。

そして、

国語辞典とは、
「その概念をあえて文字に表すとしたらこうだよ!」と教えてくれるものです。

これを逆に辿って英単語を理解しようというのが英英辞典を使う意義です。

つまりネイティブの頭の中にある「概念」を手に入れようというわけです。
そうすれば、知っている単語の新しい用法に出くわした時にも意味を理解できますよね。

逆に英和辞典はあくまで日本語訳の例が載っているだけなので、
単語の新しい使われ方に出くわすたびに辞書をひかないと正確な意味まで分かりません。

英単語の本質を掴んでネイティブに近づこうとするなら、
英英辞典が必要になるというわけです。

なので滅多に出くわさない難しい単語を引く機会は少なく、
よく文章に出てくる単語の意味を深く理解するために引く、という使い方がメインです。

Weblio辞書は便利

とはいえ、僕が一番使ってる辞書は問われたらWeblio辞書です。

なぜかというと、
上で紹介してきた辞書はあくまで辞書として優れているのであって、
一番学習に効果的な辞書は?と言われたら現時点ではWeblioだからです

特にアプリが便利です。

辞書を引いた時に単語帳に登録しておけば
英語または日本語を非表示にして覚えたかどうかテストする単語カードの使い方や、
TOEICや英検などのテスト別に必要な単語のテストも用意されていたりします。

最近はWebで読んだ文章の分からない単語をコピペで辞書を引くことが多いので、
コピペのしやすさでもWeblioが優れているかなと思います。

ここは辞書の質というよりアプリの使いやすさに関する部分ですが、
優れた辞書の基準にアプリの使いやすさも含まれる時代になってきていると思います。

紹介した辞書のアプリにWeblioと同等の機能が搭載されたらそちらに乗り換えますが、
まだまだ学習の効率まで優れたアプリはないかなという印象です。

おわりに

本記事のおさらいです!

おすすめの英和辞典
  1. ランダムハウス英和大辞典
  2. ジーニアス英和辞典
  3. オーレックス英和辞典
おすすめの英英辞典
  1. ロングマン現代英英辞典
  2. コウビルド英英辞典
  3. オックスフォード現代英英辞典

それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
ケイタム(ハジメ)
1990年2月生まれ みずがめ座 経歴:早稲田大学→音響系EC会社→Web広告代理店にて広告運用→Web系スタートアップ 趣味:音楽、読書、チャイ、競馬、アウトドア、ラーメン屋めぐり 好きなアーティスト:スピッツ/くるり/サザンオールスターズ/Fishmans/The Beatles/Jamiroquai/Copeland 好きな馬:キセキ