こんにちは!kei_tamです!
はじめに簡単に僕の英語にまつわる経歴を紹介します。
- 早稲田大学にて英日翻訳を専攻
- TOEIC 890点
- 音響機器販売会社にて海外調達業務を担当
- アメリカ滞在を経験
帰国子女でもなく、学生時代の海外留学経験もなく、
人より習得ペースは遅いと思います。
「あ、英語できるようになったな」と自信がついたのも社会人になってからでした。
だからこそ、毎日会社に通いながら学習する人の目線で情報をお伝えできると思います。
それでは、英語のスピーキングの学習方法についてシンプルにお伝えしていきます!
目次
こんな人に読んでもらいたい
- 「受験英語を経験してるし、簡単な文法は分かっているつもり」
- 「TOEICのリーディングやリスニングはまだできる、でも英会話には自信ない。。」
- 「仕事しながらで、英語を勉強する時間がなかなか取れないなー」
- 「定期的にやる気は出るんだけど、気づいたらダラけて続かないんだよね」
この記事では以上のような、
文法はだいたい分かっているつもりだけど、
ライティングやスピーキングといった発信にはあまり自信がない
という忙しい社会人のみなさんへ向け、
英語の勉強方法と学習を続けるコツについてご紹介します。
はじめに、
社会人になってから英語を学ぶ強み、なんだか分かりますか?
それは、
生活が習慣化しているので、勉強も習慣化しやすい
ということです。
英語を習得というとどうしても高い壁に思えて身構えてしまいがちですが、
実際はやるべきことはシンプル。
これからお伝えする
インプットとアウトプットをどれだけ継続して量をこなせたか
が英会話を習得する学習のすべてです。
何歳から始めるかも問題ではありません。
「誰にでもできることを、どれだけ量をこなしたか」がすべてです。
それでも途中で挫折してしまう人が多いのは、以下のどれかに当てはまるのではと思います。
- 英語の勉強の進め方が分かっていない = やみくもに勉強してしまっている
- 英語学習は先が長い道のりと考えてしまっている
- そもそも学習する目的や目標設定があいまい
- 勉強しても上達している実感がない
- スクールに頼りきり
これらについては別の記事にて解説していこうと思っています。
最後に、どうしても時間があり余る学生の方が有利に思えますが、
最終的には継続して学んだ人の方が遠くへ行けます。
さあ、始めましょう!
勉強方法のロードマップ
まず全体を分解して把握するところからスタートです。
スピーキング/ライティング/リスニング/リーディングの4分野に分けて考える
と、攻略すべき全体像が見えやすいです。
さらに、大きく
受動英語=リスニング/リーディング
発信英語=スピーキング/ライティング
に分かれます。
このうち、今回取り上げるのは
スピーキング/ライティングの発信英語
の勉強の仕方です。
日本人が特に苦手と言われる分野ですね。
学習の3ステップ
以下の3つの順番を踏んで学んでいきます
①を終えたら、②と③をひたすら繰り返していくイメージです。
- 発音の学習
- インプット=フレーズを覚える
- アウトプット=実践
1.発音の学習
ことスピーキングは発音をはじめに習得しないと、その後の上達は見込めません
なぜ上達が見込めないのか?
『発音の勉強は1日で終了!英語の学習は発音から始めるべき』
に詳しくまとめていますので、ぜひ読んでみてください!
2.インプット=フレーズを覚える
英語をスラスラ話せる人と話せない人の違いは
「自由に引き出せる英語フレーズを頭の中にどれだけ持っているか」
です。
これは大人の宿命なのです。。
二十歳を超えたら、英語を英語のまま理解することは脳の仕組み上できません。
そのため「日本語のこの表現は英語ではこのように言う」という
フレーズのストックを増やすことが、自由に英語を話せるようになるカギです。
地道にコツコツと増やしていきましょう!
- 本から学ぶ
- アプリで学ぶ
- 映画やドラマから学ぶ
【やり方】
①本から学ぶ
以下の教材がおすすめです。
・『瞬間英作文』シリーズ
・『起きてから寝るまで』シリーズ
・『遠山顕の英会話楽習』
特に瞬間英作文シリーズは定番だけあり、やはり効果が期待できます。
日本語の短文を、読んだ瞬間パッと英語に変換して言えるようにするという学習方法ですね。
②アプリで学ぶ
・Real英会話 (定番ですね)
・BBC Learning English
③映画やドラマから学ぶ
・Netflix
・Amazon Prime
こちらに関しては、
『[社会人向け]英語学習のオススメ教材 -英会話フレーズ編』
という記事に詳しくまとめています。ぜひ読んでみてください!
3.アウトプット=実践
インプットした内容をアウトプットします。
この「インプット→アウトプットをどれだけ繰り返せたか」が英会話学習のすべてです。
- 自分一人でできるアウトプット ⇒ 英語日記
- 実践的なアウトプット ⇒ オンライン英会話/英会話カフェ/Meetup/スクールなど
一人でできるアウトプット
一人でできるアウトプットは、スポーツに例えるなら「個人練習」。
自分の好きな時に、好きなだけ、周りのプレッシャーを感じずに行えるのがメリットです。
英語日記
ここでは、インプットとアウトプットが同時にできる「英語日記」が絶対的にオススメ。
【やり方】
ノートやアプリを使い、シンプルに英語で日記を書くだけです。
短くて良いので毎日続けましょう。
いざ試してみると、
「今日起こった出来事や思ったことを書くだけなのに全然スラスラできない…」
となるかと思います。
でも考えてみてください、
実際に海外の人と日常会話する機会があったとき、あなたは何を話しますか?
自分の好きなことや仕事の話、考えていることや過去の出来事などですよね
つまり結局のところ、
本番の英会話 = 日本で自分が日常行なっている会話を英語でするだけ
なのです。
そう考えると、
日記を英語でつけることは実際の英会話に直結する効果的な練習だと思いませんか?
コツは、正しいかどうか気にせずとにかく書くこと
今ある英語力を使ってなんとか書いてみましょう。
個人練習なので、上手く書けたかどうかをあまり気にする必要はありません。
自分の頭の中の日本語を英語の形にする訓練なので。
さらに、「これ英語でなんて言ったらいいんだろう」など
分からない表現が必ず出てきて辞書などで調べるので、インプットの練習にもなります。
とにかく書きましょう!
Day One
スマホおよびPC用アプリ
有料ですがシンプルで使いやすく、デザイン性にも優れた日記アプリ
余裕があれば英語添削サービスを使って、正しい英語に添削してもらいましょう。
成長スピードがグッと上がります。
低単価で依頼可能な英文添削オンラインサービス
この個人練習の最大のメリットは、
頭の中の日本語を英語に変換する作業を時間をかけて行えること
です。
時間をかけても引き出せないフレーズは、
ポンポン進む実際の会話の中では出てくるはずがないからです。
人を前にするプレッシャーを感じずに
一人で時間をかけてじっくりアウトプットできる英語日記はオススメです。
実践的なアウトプット
実際に人と話す実践的なアウトプットです。
インプットや英語日記でつけた力を試す機会という意識で臨みましょう。
- オンライン英会話
- 英会話カフェ (Lanculなど)
- Meetup
- 英会話友達を作る(ちょっと難易度高め!)
それぞれ一長一短があるので、別の記事としてまとめる予定です。
オンライン英会話や英会話カフェではフリートークをしましょう!
テーマが決まっているテーマトークでも構いません。
テキストを使わないスタイルであれば良いです。
ちなみに、本当は4の「友人をつくる」が一番効果的だと思うのですが、ハードル高めです。
※僕は英会話に興味のある仲の良い友人と「1日英語Day」を企画したりしてました。
なので、スクールや英会話カフェ、オンライン英会話を利用するのが一般的です。
ただ正直、毎日やる必要はないかなと思います。
プレゼンに例えると、
毎日プレゼンの実践をすれば力が付くかというと、そうではないですよね。
当たり前ですが、ちゃんとした準備をしないと良いプレゼンはできません。
それと同じでちゃんとインプットができていないと、実践の効果もあまりありません。
土日などを使って週一回でも構わないので、その代わり、
覚えたフレーズを実際に使うぞという目的を持って試合のような感じで臨む
といいと思います。
このインプットとアウトプットの繰り返しで英会話力は身についていきます。
【体験談】自分の英語のできなさに落ち込んだエピソード
インプットとアウトプット練習の必要性を僕が痛感したのは、
社会人になって初めて海外出張に同行させてもらった際に、
取引先の人に自分の話をまったく理解してもらえなかった時でした。
正直、当時の僕は大学で少し英語をかじっていたこともあって、
ある程度話せるだろうとタカをくくり、大した準備もせずにアメリカに乗り込みました。
しかし、
「相手を前にして、話す言葉が全く浮かんでこなかった」
日本語で話したいことは浮かんでいるんだけれど、
英語では何て表現すればいいかまったく分からなくて呆然…

あの時は振り絞ってなんとか喋ってたけど
「はぁ?何言ってるんだこいつ?」
みたいな顔をされて撃沈してたよね。

そうそう!
自分が日本人だから優しく見てくれたけど、
相手のアメリカ人の明らかな愛想笑いがツラかったなぁ、、
まず正しい発音の仕方を全然知らなかったのです。
どんなに正しい単語と文法を使えていても、
発音がダメだと本当に全く聞き取ってもらえません。
特にネイティブの人には。

それが
「発音をはじめに習得しないと、その後の上達は見込めない」
と言ってた理由だね

それから、激しく落ち込んでる僕に
英語ペラペラの副社長がかけてくれた言葉が今でも刺さっているんだ
「二十歳を超えたら、英語を英語のまま理解することって脳の仕組み上できないんだ。だから話すときは、必ず頭の中で日本語を英語に変換しなきゃいけない。
だから「日本語のこの表現は英語だとこういう表現になるっていう」引き出しをとにかく増やすしか方法がないんだよ

なるほどね。それが、
「英語をスラスラ話せる人と話せない人の違いは、自由に引き出せる英語フレーズを頭の中にどれだけ持っているか」
と言ってた理由だね
おわりに
この記事の内容のおさらいです。
- 発音
- インプット
- アウトプット
英会話の勉強はインプットとアウトプットの繰り返し
と覚えてください。
社会人には習慣化がしやすいという強みがあります。
そして、
英語を話せようになると、可能性が一気に広がります!
将来の自分のために、今を頑張りましょう!
それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!