Webマーケティングの市場規模と求人状況について調べてみた【転職の参考に】

こんにちは!ケイタムです。

Webマーケティングの市場規模ってどれくらい伸びているの?
求人の需要はどれくらいあるんだろう?

転職を考えているなら、業界の成長性は気になるところですよね。
業界が伸びているなら売り手市場になり転職に有利ですし、将来性もあります。

この記事では、Webマーケティング業界の市場規模について調べてまとめました。

Webマーケティング業界の市場規模

以下の3つの切り口からWebマーケティング業界の市場規模を見ていきましょう。

  1. EC(電子商取引)の市場規模
  2. Web広告の市場規模
  3. SNS広告の市場規模

詳しく見ていきますが、
結論から言うと、市場規模は高い伸長率で成長し続けており伸びしろも十分で将来性があると言えます。

①ECの市場規模

下のグラフは、Webマーケターの主戦場ともいえるEC市場の推移です。

グラフの画像
経済産業省『電子商取引に関する市場調査』

見て明らかな通り、きれいな右肩上がりの成長を続けています。
約10年前と比べると、市場規模は2.48倍にもなっているのですね。

ECとは電子商取引の意味で、ここではWeb上で決済された取引すべてが算出対象となっています。

つまりAmazonのようにWebで注文して商品が宅配で家に届くタイプの買い物だけでなく、Webで注文して店舗で受け取ったり、コンビニでチケット発行したりといった買い物も含まれています。

そして成長率も安定して高く、毎年7~17%ずつ市場が拡大し続けています。 2020年はコロナ禍の影響で例外の年となりそうですが、2019年は前年比7.65%成長でした。

経済産業省「電子商取引に関する市場調査」の数値より、グラフは自身で作成

2019年の取引額は約19兆円であり、規模縮小が続く出版業界が1.5兆円ですので、いかに大きい市場へと成長しているかが分かると思います。

もう一つ注目したいのが「EC化率」

「EC化率」とは業界全体のうちWeb上での取引がどれくらいかを示す割合ですが、2018年時点で6.22%となっています。

下記の比較表の通り、まだ欧米と比べるとEC化率は低く、よってまだ成長の余地が十分に残されていることが読み取れますね。

経済産業省「電子商取引に関する市場調査」より

以上、EC分野の市場規模についてでした。
ただしもちろん、商品の販売だけでなくTVCMのようなブランド認知拡大といった活動もWebマーケティングには含まれます。

そうした分野に関してはどうなのか、次に見ていきましょう。

②Web広告の市場規模

Webマーケティング に使われるチャネルの中で最も大きな比重を占めるはGoogle広告やFacebook広告などのWeb広告です。そこで、Web広告の市場規模を見てみましょう。

年に10%以上の伸長率を維持し続けており、先ほどのEC以上に市場が成長していることがわかりますね。

また覚えておきたいのは、2019年にはじめてWeb広告費がテレビ広告費を上回りました。スマホの利用者数増加を受けて、広告プラットフォームとしてのWebの重要性がますます高まっていると言えます。

かつては「続きはWebで!」といったフレーズがよく使われていたようにWebはテレビCMの延長という位置づけでしたが、これからは逆にWebが広告の主戦場となってくることが想定されます。

広告業界も、将来性があるのはWeb広告だと言えますね。

SNS市場規模

近年のWebマーケティングにおいて、SNSの活用は外せません。
SNSマーケティングの市場規模についてもみてみましょう。

通常の企業アカウントを使った投稿は費用が掛からないため規模が分からないため、SNS広告費を例にとってみると、やはりWeb広告の中でも特にSNS広告(ソーシャル広告)の伸長率が高いことが分かります。

電通「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」

2019年におけるソーシャル広告の前年比伸長率26%に対し、ソーシャル広告以外の伸長率は10.8%なので、約2倍の成長率となっています。

ここでいうソーシャル広告媒体にはInstagramやTwitter、Youtubeなどが含まれます。さらに2020年以降の生活様式の変化に伴い、SNSサービスの利用者は確実に増えると予想されますので、今後もさらに高い成長が続くことが考えられますね。

Webマーケティングの求人動向

次に、Webマーケティングの求人動向についてもみてみましょう。

下記は業種別の有効求人倍率の推移です。

有効求人倍率とは…
1.0を基準として、高いほど求職者が有利。低いほど採用する企業側が有利となる指標

業種別の転職求人倍率【グラフ】
doda「転職求人倍率レポート(データ)」

主にWebマーケティング職が当てはまるIT・通信業界は有効求人倍率が常に5.0倍以上と、突出して高い数値となっています。

これだけみるとかなりの売り手市場であり「転職は楽勝!」と思えますが、ちょっと注意が必要です。

次の表は、2017年〜2018年における職種別の有効求人倍率です。

リクルートキャリア 「2018年12月の転職求人倍率を発表。12月は1.65倍(前年同月差 ▲0.27)


業種別にみると、実は有効求人倍率を引き上げているのはSEなどエンジニア職であり、マーケティング職は2018年12月時点で1.00と決して高くはないのです。決して楽観視して転職活動に望まないほうが懸命です。

ただ、安心してください!

下記は2017年4~6月から19年4~6月までの求人数の伸びを比較したグラフですが、Webマーケティング職は241%と2倍以上に求人数が増えているのです。


2017年4~6月から19年4~6月までの求人数の伸び
日経クロストレンド「マーケ系ミドルは平均年収753万円 データ系求人は7.5倍に

決して楽勝ではないものの、求人の絶対数自体は増えているので、需要としては拡大を続けています!

まとめ

Webマーケティング業界の市場規模に関して、資料を参照しながらみてきました。

みてきたWebマーケティング市場の中で、特にこれからも高い成長が見込める分野はスマートフォンを使ったマーケティング領域でしょう。国内のスマートフォン利用率はすでに63%を超えています。

Webマーケティングが成長を続けているのは、間違いなくスマートフォンの利用率が上がったからです。老若男女だれもがインターネットにいつでも接続できる環境を手に入れたことで、同時にマーケティングの機会が増えているのです。

これからWebマーケティング業界を志したい人は、ぜひモバイルに関して強みを持つと、重宝される人材として活躍できるでしょう。

それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!

ABOUT US

ケイタム
1990年2月生まれ みずがめ座 経歴:早稲田大学→音響系EC会社の海外調達部署→Web広告代理店にて広告運用 趣味:音楽、競馬、読書、カメラ、アウトドア、ラーメン屋めぐり 好きなアーティスト:スピッツ/King Gnu/サザンオールスターズ/Fishmans/きゃりーぱみゅぱみゅ/The Beatles/Jamiroquai/Two Door Cinema Club/Oasis/Friendly Fires/Foster the People/Grouplove/ワインレッドの心 好きな馬:キセキ