人間関係を劇的に改善する『自分の小さな箱から脱出する方法』

こんにちは!kei_tamです!

「人間関係を改善してもっと明るく生きたいなぁ」

こんな人間関係にまつわるすべての悩みに効く解決方法を示す本『自分の小さな箱から脱出する方法』を紹介します。

この本に書かれている考え方は、ビジネス、人間関係、家庭生活など仕事にもプライベートにも応用できます。
嫌いな人との関わり方に悩んでいる人、自分では正しく人と接しているつもりでもなぜか距離を感じる人、友達作りが苦手なコミュ障の人にぜひ読んでもらいたい一冊です。

劇的に人間関係を改善する「たった一つのある意識の持ち方」を伝える本です。
それでは、紹介していきます!

人間関係を劇的に改善する『自分の小さな箱から脱出する方法』

この本が伝えたいことはたった一つ、
「箱を意識しろ」
これだけです。

タイトルにも含まれているその「箱」とはなんのことでしょう?

「箱」とは自分という人間がすっぽり入る、心が作り出す個室をイメージしてください。
その箱の中にいる時、人は周りが見えなくなってしまいます。

そして今の自分が「箱の中にいる状態」か「箱の外にいる状態」かどちらなのかを意識し、できるだけ「箱の外にいる状態でいること」

それこそが本書のたった一つの伝えたいことです。

具体的に説明しましょう。

「箱に入っている」とは「自分にベクトルが向いている状態」
「箱の外に出ている」とは「他者志向でいる状態」
です。

人間関係の問題の原因はすべて自分にあり、自己中心的な言動こそが問題を引き起こしている犯人である。
自己中心的な考え方を意識的に脱して他者を優先的に考えた言動をすることによって問題は解決する。

シンプルですがこれがすべてです。
箱の外に出ることで人間関係は劇的に改善するのだと著者は言います。

例えば家庭で妻と上手くいっていない原因は「自分は遅くまで仕事を頑張っているし、子どもの面倒を見るのは妻の役目だから自分は関与しなくていい」こう思ってしまっていることだと言います。

「妻は頑張ってくれている。子どもの面倒は親である自分も見る必要があるし、たまには料理でも作ってプレゼントしてあげよう」このように妻のことを第一に考えた行動をすることで関係は改善すると言います。

もちろん家庭における夫婦の関係は上の例のように単純な話ではないので、実際はもっと深く自分の思考と向き合う必要がありますが、エッセンスは変わりません。

要するに「自己中心的な考え」を「他者志向」に換えろということですね。
その考え方を書き換える具体的な方法については実際に本を手にとって読んでみてもらいたいです。

自己啓発書として優れている3つのポイント

さて「自己中心的な考え」を「他者志向」に換えろ、というと「他の自己啓発書にも書かれてるようなことじゃん」と思われるかもしれません。

その通りではあるのですが、この本が全米ベストセラーとなるからには他の自己啓発書とは一味違った特徴があります。
次の3点にまとめました。

本が一つのストーリーになっている

晴れて業界のトップ企業であるダグラス社に入社した主人公コーラムが、専務副社長のバド・ジェファーソンという人物から会社が成長を続ける原動力となっているある社員全員に浸透した理論を研修として学ぶというストーリー。

ストーリー形式となっているため、まるで自分が登場人物になりきって直面する人間関係の問題と向き合い、解決策を習得するプロセスを追体験できる。
そのため非常に説得力を持って読み進めることができる点が第一の特徴です。

やるべきことを一つに絞っている

この本に興味を持っているということは、おそらくこれまでに自己啓発書を読んだ経験があるはずです。

しかし本を読んで為になる知識を得たにも関わらず、実際に変われたという経験は少ないのではないでしょうか。

その原因は多くの場合、本に書かれていることに共感して終わっているからだと考えられます。
つまり本に書かれていたことを実践し、習慣化するまでに至っていないということ。

その点で本書は実践すべき内容を「箱を意識すること」ただ一点に絞っている。
これはシンプルですがとてつもなく強力な発想です。

世の中には、一冊の本に人生や仕事をよくする知識がギュッと凝縮されている名著があまた存在します。
そして、本を読んだからにはそれらの知識を実践しなければ意味がありません。

でも想像してみて下さい。
たとえ一冊の本から10の使える知識を得たとしても、10個の武器は同時に扱えないですよね。
手は2本しかありません。使う武器も1~2個に絞るべきです。

しかし10個も大事なことがあると、それを1つずつ実践して自分の習慣にしていくのは時間が掛かりますし、どれから取り掛かればいいのかも迷ってしまう。

そうしているうちに、結局なに一つ身につけられず自分は変わないまま。
こういうスパイラルに陥りがちです。

人間関係の諸問題を「箱」というイメージで描き切ったこと

自己啓発書は往々にして言葉による説明に依存しがちで、問題やその解決方法については読者の想像にたよる部分が大きい。

本書では「箱」という分かりやすいイメージを用いることで、問題がなぜ生まれるのか、どうしたら解決できるのかというポイントが理解しやすいよう工夫されています。

アメリカと日本の文化の違いに気をつけろ

この本を読んだ時に違和感を感じるかもしれないポイントに「ギクシャクしている人間関係が主な問題」として扱われている点です。

職場で上司といがみ合っているとか、家庭で妻との仲が冷え切っているとか。

アメリカ社会は人間関係の摩擦を生みやすい社会なので、ビジネスで活躍しているマネージメント職に就く人を想定読者として、彼らのチームマネジメントや家庭で家族と上手くやるコツが書かれている側面があります。

もちろんこうした悩みを実際に抱えている人は大いに参考になるはずです。
しかし内容にはほとんど登場しない、人との関係作りが苦手なコミュ障の人にとってもこの本の教えが非常に役立つことを強調しておきたいです。

「すでに他人を思いやって行動することを心がけてる」という人ほど要注意!

この「箱」(自分志向/他者志向)という考え方はコミュ障の改善に大いに役立ちます。
そして先ほど述べた通り、本書の要点は「箱の外に出ること」つまり「他者のことを優先的に考えて行動すること」です。

ここで、「自分はすでに他人のためを常に考えて行動するようにしている」という反論があるかもしれません。

実際に人間関係の構築について悩みを抱えているコミュ障の人には、他人への思いやりの強い人が多いです

同じものに同時に手を出したら人に譲るとか
人から褒められても謙遜して周りに配慮するとか
自分が最も活躍しても、人前では〇〇さんのおかげですと言ったり

しかし、その「自分より他人の役に立ちたい」という思いこそが、対人関係を苦手にしている原因である。

本の中に、ゲイブとレオンという2人の人物に関する話が出てきます。

ゲイブとレオンは同じチーム内でいがみ合っていて、ゲイブはレオンに対して心を開くようあらゆる手段を尽くしますが上手くいかず、上司に不平を口にします。
その際の、上司の言葉とそれに対するゲイブの反応が描かれる一節です。

『君はレオンに対してあれこれアプローチしているわけだが、そうやって、自分が相手に関心を持っていることをわからせようとしているとき、君にとって一番関心があるのは、何だろう。彼のことなんだろうか、それとも彼の目に自分がどう映っているかなんだろうか。』

わたしがそういうと、ゲイブはちょっと驚いたようだった。

『おそらくレオンは、実は君が自分になんか関心を持っていない、と感じているんじゃないか。だって実際、君はレオンより自分に関心があるんだから』

ゲイブはついに、どこに問題があるのか、気づいたようだった。苦しい瞬間だったと思う。

この話からわかる通り、「他人の役に立ちたい」という思いが「人の役に立っている自分をすごいと思って欲しい」という自己中心的な意識を基底にしていないでしょうか。

こうして自己中心的な考えで行動することこそ、まさに箱に入っている状態。
この状態から逃れる方法を示すのが本書のエッセンスなのです。

おわりに

以上、『自分の小さな箱から脱出する方法』の紹介でした。

この本の主張自体は取り立てて目新しいものではないかもしれません。
しかし、頭に入りやすいストーリー形式と実生活への応用のしやすさの点で、人間関係に悩む人は一読する価値のある本だと思います。

ぜひ本を読んで得た知識を仕事やプライベートで使って、悩みから解放された生活を手に入れてください!

それでは、みなさんの人生が前向きになることを祈って!
See you next time!

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ケイタム
1990年2月生まれ みずがめ座 経歴:早稲田大学→音響系EC会社の海外調達部署→Web広告代理店にて広告運用 趣味:音楽、競馬、読書、カメラ、アウトドア、ラーメン屋めぐり 好きなアーティスト:スピッツ/King Gnu/サザンオールスターズ/Fishmans/きゃりーぱみゅぱみゅ/The Beatles/Jamiroquai/Two Door Cinema Club/Oasis/Friendly Fires/Foster the People/Grouplove/ワインレッドの心 好きな馬:キセキ